河原大使の水生生物学研究所訪問

令和7年10月17日
 10月15日、河原大使は、オフリドに所在する、国立水生生物研究所を訪問し、タセフスカ所長と面談しました。オフリド湖は、北マケドニア最大の湖で、約2から3百万年前から存在する古代湖です。オフリド湖には、多様な動植物が生息しており、1979年にはユネスコの自然遺産に登録されました。また、オフリド湖周辺には、ビザンチン帝国時代に建設された多くの貴重なキリスト教建築物が存在しており、1980年にはユネスコの文化遺産にも登録されました。水生生物研究所は90年前に設立された北マケドニア最古の科学的研究機関であり、湖に関する研究交流を通じて、2018年に琵琶湖博物館と相互協力協定を締結しています。河原大使は、面談において、水管理の現状、環境保全と観光開発の調和を通じた持続可能な観光、両国の更なる協力の可能性等について意見交換しました。